土地探し 不動産屋について

Napoli

2011年07月30日 09:10

契約も無事済ませたので
今だから話せる裏話をちょっと。(。。って言うほどでもないか。^^;;)

先ずは、私達の土地探しについて。

土地探しを始めた頃は、土地感が全く無いので、
不動産屋さんに声を掛けて、売りに出ている物件を案内してもらいました。

ところが、デパートに洋服を買いに行っても、棚の端から端までぜ~んぶ見て
その中から1番気に入ったものを選ばないと気が済まない性格のワタクシ、
(それでも買わないこと多々有り)
案内して貰っても、隣や周りの土地が気になったりするんです。(笑)

そこで、売りに出ている物件を案内して貰うのと並行して、
自分でも探してみて良さそうなところがあれば、不動産屋さんに土地のオーナーと交渉して貰おうと、
(これは不動産屋さんに勧められた方法)
googleやらで地図や航空写真や地形図などを見ながら、
「ここは裏が森だ」とか、「ここは緩傾斜だから眺めが良さそう」とか、目ぼしいところに印をつけて
あちこち見て回りました。

だけど、実際に現地を走ってみると細かい道があって目的地に辿り着けないことが多々ありました。
そこで高価ではあったけれど住宅地図を購入することに。
何種類か出ているようですが、不動産屋さんがよく使っているものだと、きっと見易くて使い易いのでしょう。
聞いたら快く教えてくれたので出版元に電話をして購入しました。
すると何倍も分かり易いし、土地のことが良く見えてくるんですね。
これ、これから土地を探す人にはお薦めです。


で、今回、契約した土地でお世話になった不動産屋さんのこと。

契約までにメールのやり取りは80通を超えました。
土地を購入した後で、電話が繋がらない、電気が来ない、じゃ困るので。
そうだとは思ったけど、今までこんなにやりとり多かったのは初めてだったそう。
不動産屋さん~~、すみません~。大変お手数をお掛けしました~~。m(_ _)m


チェック項目:

・最終価格(一応、価格交渉試みました。夢かなわず。)
・固定資産税評価額(家建てる前に土地だけに税金ってかかるの?)
・地域(村)の条例(好みの家建てていいの?ガーデニングもOK?他にはどんな規制?)
・水道(開発協力費)
・ゴミ収集(別荘でも収集してもらえる?それともお持ち帰り?)
・除雪(どこまでしてもらえるの?)
・現在の登記状況(他人の担保になってたら大変!)
・通信インフラ
・土地の過去(自殺?事件?お墓?)
・地質調査

などなど。

不動産屋さん、内容によっては役場に確認するなど1つ1つきちんと調べて答えて下さいました。
お陰様で、契約にこぎつけるまで時間が掛かったけど、
不明点・不安を残すことなく契約することが出来ました。
心から感謝です。


        *  *  *  *  *


さてさて、ここからはお待ちかねの笑えない笑い話コーナー。

先ずは土地探しを始めた頃のこと。
資料では素晴らしく広い土地のはずなのに、案内されたら随分と小さな土地。
これって「坪」と「平米」間違えてない?って感じでした。←絶対にそうよ!!
その上、隣との境界線の杭が無くて、本人も分かっていなくて辺りをウロウロ。
何を聞いても良く分からない。
どうも農作業の合間にアルバイトしてるような印象でした。
ちゃんとライセンス持ってるのかな、って感じ。
丁重に案内のお礼を言って別れました。(笑)

別の不動産屋さん、
その頃は森になってる土地を探していました。
写真では素晴らしい森で私達はもうドキドキ・ワクワク。♪♪♪
ところが、行ってみたら見事に全部伐採してあって、
「こっちの方が売り易いから。」
言ってくれたら来なかったよ~~!!(ToT)

別の不動産屋さん、
私達夫婦の格好を見れば分かるだろうに(ヨレヨレTシャツに短パン)
案内してくれるのは私達の予算の倍以上のものばかり。
確かに眺望は素晴らしいし、場所もバツグン!憧れるわ~。(//∀//)
だけど、どこをどう考えても身分相応じゃないのよね~。
お客を見定めて商売しないと、それじゃいつになっても儲けにならないよ~。

また別の不動産屋さん、
参考資料にとくれたのは、他人の個人情報(氏名、住所、土地情報、建築会社)を消すことなく
満載のままの書類フルセットのコピー(20頁くらい)。
内容が内容なので不動産屋にその旨を伝えたら、
「もう亡くなった方だしウチのお客さんだから」という答え。
その方が亡くなっていても家族は今もそこに住んでるだろうし。。。(不動産屋曰く実際そうだそう)
こういう認識の不動産屋さん、次は私の個人情報がどこの誰に流れるのかと思うと、
ああ~、オソロシヤ。
勿論、書類は丁重にシュレッダーして破棄させていただきました。m(_ _)m

さらに別の仲介不動産屋さん、
案内してくれた土地が素敵で確かに主人も私もかなりのお気に入り度でした。
土地を見た足で売りに出してる元の不動産屋さんに紹介するって連れて行かれたので
挨拶だけして帰って来ました。
案内してくれた不動産屋さんには検討してから連絡しますって伝えて帰宅の途に。
結局そこは契約しないことになって、後日その旨を案内してくれた不動産屋さんに伝えると、
「え~、もう(元の)不動産屋に契約書の原案作るように頼んじゃったよ~」の答え。
ひえ~~!ちょっと待ってよ~~~!!!


話は変わりますが、
それにしても契約日の不動産屋の事務所は暑かった~~~!
太陽サンサンで真夏日のようなお天気の中、クーラー無しだったんです。
私たちは直ぐクーラーに頼っちゃうけど、田舎(高原)だと窓開けて自然の風を入れるだけなんですね。
湿気がなければ日陰に入るだけで涼しいですものね。
そう言えば、私の両親も朝晩はクーラー無しでも風が気持ちいいとか言ってます。(-.-;)

だけどこの日は湿度も高くてムンムン。
契約中も、私も主人も、汗ダラダラで頭はボーっとしてくる始末。
契約書、事前にもらって時間を掛けてきちんと予習してなかったら
頭が回らず絶対に内容理解出来ないまま捺印してたと思います。(あ、しませんけど。)

私たちが家を建てる時はいくら高原とは言え、絶対にクーラーいるなぁ。

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