コニファー 針葉と鱗葉
去年暮れのことですが、ご近所の生垣を庭師の方が剪定に来ていて、
切り落とした枝がコニファーだったのととても香りが良かったので、
自分でリースを作ろうと落とした枝を分けてもらって来ました。
枝を拾いながら気付いたのですが、生垣に使われている貝塚伊吹(カイヅカイブキ)は
1本の木の中に枝によって針葉と鱗葉の2種類が混在しているんです。
そんな植物を見るのは初めてで面白かったので調べてみました。
貝塚伊吹(カイヅカイブキ)
ヒノキ科 Cupressaceae ビャクシン属 Juniperus ビャクシン chinensis
学名 Juniperus chinensis 'Kaizuka'
樹高 20m
USDA Zone 4 (-34.4 ~ -28.9 C)
その他:暴風域など風よけに使える。
貝塚伊吹の鱗葉(左)と針葉(右)
刈り込んだ後など新しい枝に針葉が出て、古い枝には鱗葉が付く。
針葉は痛くて触る時は要注意、鱗葉は全く痛くない。
でも、どちらも葉を手の平で握って滑らせると良い香り~♪
↓ 以下、鱗葉と針葉の比較
鱗葉の枝は、枝の表面も鱗状態、
一方、針葉の枝には針のようなものがあって間隔が開いている。
1年目のトゲでツルツルお肌の枝がどうやったら2年目のように鱗の表面になるんでしょうね。
植物って不思議。
ところで鱗葉のこと、そのまま「うろこは」って読んでいました。^^;;
正しくは「りんよう」って読むんだそうです。
ナシの近くに植えると赤星病を媒介する為、赤星病防止条例によって植栽規制がされているところもあるそう。
植える時にはそういうことも気をつけなくちゃならないんですね。
未来の庭に洋ナシを植えたいと思っていたんですが、洋ナシとビャクシンは一緒に植えちゃダメっていうこと!?
あちゃ~!
。。で、貝塚伊吹のリースはどうなったかって?
はっはっは!(笑ってごまかせ♪ 汗。)
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